事象平原の彼方に

笑いの本質構造論 いじめの問題 コミュニケーションと力 我思う故に我あり、よりも

一人両手で1キビカウント(1~1024カウント)(0~1023カウントと考える人もいる)(・・・ついでのアナロジーとしてマグニチュードの数量の理解も)

一般に指でモノを数えるのは、片手で5つ、両手で10までですが、
2進法で数えれば、片手で32、両手で1024まで数えられます。
YouTubeなどを見れば数え方は分かります。)
指1本で2進法で1bitで、両手で10本だから2の10乗で1024ということです。
(但し実用的とは言えない数え方。)

1024は1キロとは正確にはいえない。
キロ(K)、メガ(M)、ギガ(G)などはSI単位系で
10の3乗毎に正確には使われる単位で、
2の10乗毎に決められている単位系は「2進接頭辞」というようです。
(Wikipediaなど参照のこと)
その単位系では2の10乗毎に、Ki(キビ)、Mi(メビ)、Gi(ギビ)などとなる。

人が一人増える毎に1キビ、1メビ、1ギビ、などと数えられる単位がちょうど
2進接頭辞の単位毎に綺麗に対応するが、
概念上そうなるだけで、ほとんど実用にはならない。

一人で1024、約千の単位に対応するというと、
千手観音がなにか関係ありそうに思うが特に関連はないだろう。

言えることは、「一人両手で1キビカウント出来る」ということ。

 

2020/08/06(木)~2020/08/17(月)題名修正し文章を追加。
2022/11/20(日)~2022/12/11(日)題名修正し文章を修正。

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「両手_102・・・」でググると、
1~1024カウントの記事もあるが、
0~1023カウントの記事の方もヒットするようである。

情報数学的に「5bit(片手)、10bit(両手)で表現できる整数の数字の範囲を述べよ」
と問われれば、
「0から31まで」、「0から1023まで」と答えることになる。
「1から32まで」、「1から1024まで」と答えると×になるだろう。
(補数の考えの方は省略する。)


但し、「数える」(カウント)する場合の概念においては
ゼロからは普通数えないものである。
(ただ、カウントダウンの場合ならゼロは必要になる。)

だから私は片手で数を数える体操では、1から32までを数えている。
(両手同時に、折る方法と開いていく方法、親指からと小指からの方法、
の計4通りの場合で手で数えられる。
慣れている場合の方法なら32カウントまで10秒程で数えられる。
指と頭の体操になりよいと思う。)

片手で数える場合は、
1~32カウントと考えても、0~31カウントと考えても
どちらでもよいと思う。
両手で数える場合も、
1~1024カウントと考えても、0~1023カウントと考えても
どちらでもよいと思う。
数学ネタであって厳密に決められている訳ではないから
読み手の個人が自由に判断してよいと思う。
私は前者の考えに1票である。
関孝和氏の著作の本でも「両手で1024まで」としているようだし。
ネットでは後者の考えが多いようである。

2進法を学び始めた方なら、ネタとしてではなく、
指を折り曲げて数えるのは2進法の理解に役立つだろう。
(その場合でも片手でほぼ足りると思うが)

 

2023/12/31(日)題名追加修正し以下の文章を追加。
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ついでに、アナロジー(類推)で容易に覚えられる知識として、
以下の事柄があります:
マグニチュードが2異なると地震のエネルギー規模は
1000(1キロ)倍異なる。(1024ではない)」

1024と1000が近い数字なので逆算して対比してその詳細が覚えられます。
マグニチュードが 1異なると、約32倍、規模が異なる。
        (1000^(0.5)=31.6・・・)
        5bit/10bitに近い値(片手指5本に近い)
マグニチュードが0.2異なると、約2倍、規模が異なる。
        (1000^(0.1)=1.99・・・)
        1bit/10bitに近い値(指1本に近い)
マグニチュードが0.1異なると、約1.4倍、規模が異なる。
        (1000^(0.05)=1.41・・・)
        1bit/10bitのさらにその平方根に近い値(2の平方根に近い値)

このように地震のエネルギー規模のマグニチュードの数量の知識を、
10bit(1024)の変化に合わせて対比して容易に覚えられます。

以上です。